みなさんこんにちは☆
エレクトーンで弾き語りをしている望月美弥です(^^♪
ピアノを習うにあたって、ヤマハを選ぶ人って多いよね☆
実際にヤマハ音楽教室に行ってみたら、ピアノとエレクトーンが置いてあるのを発見!
「ピアノを習おうと思ってたけど、エレクトーンも弾いてみたいな」「どっちにしよう!」って悩んでる人もいるんじゃないかな?
でも、両方いっぺんに習うのは大変。
練習する時間と労力が2倍になるし、楽器の維持費とレッスン費用がかさみます。
だから、迷うよね( ;∀;)
今回は、エレクトーンとピアノ、どっちを習おうか迷っている人のために、エレクトーンとピアノの違いを、お話していきたいと思います
もくじ
エレクトーンにはどんな特徴があるの?
ここではエレクトーンの特徴についてお話をしていきたいと思います。
1人でも完成度の高い曲を仕上げることができる
電子楽器で、多彩な音色、リズムが内蔵されています。
そのため、クラシックやビッグバンドなど、あらゆるジャンルの曲を一人で演奏できてしまうの。
まるで、複数の人数で演奏してるかのような、クオリティの高い楽曲を演奏することができます。
色々なジャンルや楽器の勉強ができる
色々な音色が出るので、忠実に再現するために弾き方を研究することになるの。
大変だけど、色々な楽器のことが分かるので勉強になります。
アレンジ力があがる
自分で作曲や編曲をしたら、音作りをすることになるの。
「ここの小節はこの音色をセットして・・・」っていう感じでやっていくんだけど、何度もやっていると発想力が身につくよ☆
脳の活性化になる
全身をフルに動かすため、脳みそもかなり使うことになります。
手だけではなく、足で演奏する鍵盤と音量を調整するペダルがあります。
さらに、いろんな音を聴きながら弾き分けるため、脳に刺激を与えることになるの。
おかげさまで、日常でも2つのことを同時にやる能力が身に付きました(^^♪
鍵盤が軽いため、弾きやすい
ピアノに比べて鍵盤が軽いので、子供や年配の方でも演奏しやすい。
10年に1度買い替えが必要
電子楽器なので、他の楽器と比べて寿命が短いです。
使い方にもよりますが、毎日2時間以上弾いているようであれば、10年が寿命。
あと、コンクールに出るような人は、新モデルが出るたびに買い替えが必要。
なぜなら、音色や機能が変わるためなの。
せっかく今まで作った音色のデータも、新しいエレクトーン用に作り直さなければならないんだよね。
使い方も覚えなければいけないし、お金もかかります。
そして、プロが使うものは100万円かかります。
ちなみに、私の今のエレクローンは3台目です。
車1台買えちゃうよね(;’∀’)
腹筋力と背筋力が必要
腹筋がないと、体をうまく支えきれず、いい演奏になりません。
深く座れば足鍵盤を弾くときに、足が動かしづらくなるの。
さらに、強い音を出したい時は鍵盤に力を加えないといけないんだけど、腕の力だけではきキツイんだよね。
この弾き方だと、長時間弾くのは困難になってくるし、最悪腕を痛めてしまうの。
でも、浅く座れば、足を動かしやすくなるし、体重を腕にかけて力強い音を出せるようになるんだよね。
ところが、腹筋がないとバランスを崩して転落してしまう・・・
という全身を使う楽器なんです(;’∀’)
腰痛や肩こりになりやすい
ラクな姿勢で演奏できないので、長時間弾いていると体に負担がかかってきます。
ストレッチをしたり、整体に通ったりして、体をケアする必要があります。
騒音問題
電子楽器なので、音量を調節することはできます。
ただ、どうにもならない点が1つあります。
それは、足鍵盤を弾く音です。
私は一戸建てで、2階の部屋にエレクトーンを置いているのですが、
親には「ねずみでも走り回っているかのような音がする」と言われています(;’∀’)
なので、アパートやマンションに住むなら、1階に住むか防音シートで対策をしましょう!
ちなみに、防音シートは100%音がなくなるわけではありません。
軽減される程度です。
ピアノはどんな特徴があるの?
さてさて、ピアノにはどんな特徴があるのか?
お話していくね(^_-)-☆
音色は1つだけ
ピアノは、生楽器のため、1つの音色しか出ません。
でも、上達すればステキな音を奏でることができるの。
生楽器なので、ごまかしが一切効かないため、演奏者の実力が顕著に現れます。
ペダルが3種類ある
足元には、ペダルが3種類あります。
・一番右側は「ダンパーペダル」。
鍵盤を抑えている時に、ダンパーペダルを踏めば、鍵盤から手を離しても音が伸びたままになる。
ペダルから足を離せば音は途切れる。
・中央のペダルは、グランドピアノでは、「ソステヌートペダル」。
アップライトピアノでは、「マフラーペダル」と呼んでいます。
「ソステヌートペダル」は、ある特定の音を伸ばしたい時に使用します。
伸ばしたい音を弾いてから、このペダルを踏んで手を離すと、その音が伸びるの。
そのまま別のフレーズを弾いても、音が濁りません。
・一番左のペダルは、「シフトペダル」。
音が柔らかくなります。
このペダルは、使用頻度が一番少ないです。
使ったことがないと言う人が、結構いるみたい。
私も使ったことがないなあ・・・(‘ω’)
様々なジャンルや演奏形態に対応できる
クラシックやジャズ、ボサノバなど、様々なジャンルに対応できる楽器です。
学校では合唱の伴奏として、大活躍してますね(^_-)-☆
一人でも演奏できるし、オーケストラなどの共演にも向いています。
寿命が長い
年に1度調律(=メンテナンス)をすれば、40年持ちます。
使用環境や、使う頻度によって、もっと長持ちすることもあります。
脳の活性化に繋がる
両手をかなり動かすため、脳にかなり刺激を与えることになります。
ボケ防止にも最適!
騒音問題
かなり大きい音なので、ご近所迷惑になる可能性大です。
でも、サイレントピアノなら、そんな心配は不要!
サイレントピアノは、ヤマハから発売されている楽器で、消音機能がついたピアノなの。
ヘッドフォンをピアノに接続して演奏ができるんだ~!
だから、夜でも安心して練習ができます(^^♪
鍵盤の重さ
鍵盤は重みがあるため子供や年配の方は、弾きづらいかもしれない。
そんなに力が必要?って思われる人もいるかもしれない。
脱力した状態で、腕や上半身の重みを利用して弾くため、手の筋力が物凄く必要なわけではない。
でも、子供は体重が軽いし、年配の方は筋力が減っているため、うまくコントロールできないことが多い。
まとめ:違いは何?表にまとめてみました!
いかがでしたか??
今回はエレクトーンとピアノの違いについてお話してきました!
わかりやすく表にまとめてみました!
エレクトーン | ピアノ | |
足元 | 鍵盤がある。主にベースの音として使う。
音量調整のペダルがある。 ペダルにはスイッチがついていて、蹴るとリズムのON・OFFや、あらかじめセットした音色の切り替えができる。 |
ペダルが3種類ある。
・持続音が出る。 ・ある特定の音だけ伸ばすことができる。 ・音が柔らかくなる。 |
音色 | 電子楽器のため、基本的に出せない音はない。
世の中に存在する楽器全てと、花火の音や人の声も出せる。 |
生楽器のため、1つの音色のみ。 |
鍵盤の
重さ |
軽いので、幼児や年配の方でも楽に弾ける。 | 重みがあるので、幼児や年配の方には弾きづらい。 |
騒音 | 電子楽器のため、音量調整可能。ヘッドフォンも使える。
しかし、足鍵盤の音がご近所迷惑になる可能性あり。 エレクトーンがある下の階からは、まるでネズミが駆けずり回っているような音がするらしい(”_”)。 |
かなり大きい音量になるため、ご近所迷惑になる可能性がある。
サイレントピアノや、防音ルームがあると気兼ねなく、いつでも練習できる。 |
脳の
活性化 |
両手・両足を使うため、かなり脳が活性化される。
左手は、ピアノほど動かさないことが多い。 なぜなら、足鍵盤があり、持続音があるため。 |
両手をフルに使うため、かなり脳が活性化される。
なぜなら、左手でベースの音と伴奏をしないといけないためである。 |
体への
負担 |
椅子に浅く座って弾くため、腰痛になりやすい。
|
腕から先は動かさないため、肩こりになりやすい。
|
維持費 | メンテナンスは必要なし。
電気代が必要。気になるほどではない。 部分的に故障することがあるので、出張修理が必要になることもある。 10000円以上はかかるかも・・・。 |
年に1度調律(=メンテナンス)が必要。
費用は15000円くらい。 |
寿命 | 毎日2時間以上弾いて、寿命年数は約10年。
コンクールに出たり、指導したりする人は新モデルが出るたびに買い替えが必要。 上級者は新しい楽器で演奏することを要求される。 音色や機能が変わるため使い方を覚えたり、音色のデータを作り替えなければならない。 |
弾く頻度や、湿度・温度によって変わってくるが、寿命年数は約40年間。 |
ジャンル | あらゆるジャンルに対応できる。
様々な音が出るので、ソロでもバンドやオーケストラのような演奏をすることが可能。 |
さまざまなジャンルに対応できる。
1つの音色しかでないため、奏者次第で演奏の華やかさが決まってくる。 |
アレンジ力の向上 | どんなジャンルも弾きこなさなければいけないため、アレンジ力があがる。
結構しんどい・・・(”_”)。 でも、それが楽しいです! |
自分の先行するジャンルだけ勉強するのが一般的。
様々なジャンルに対応する知識は習得し難い。 |
同じ鍵盤楽器でも、結構違いがあるでしょ?
習う時の参考になれば幸いです( ˘ω˘ )
それでは今回はこのへんで☆
最後までお読みくださり、ありがとうございました(^^♪