みなさんこんにちは☆
エレクトーンで弾き語りをしている望月美弥です(^^♪
みなさんは鼻腔共鳴という言葉を聞いたことはありますか?
恐らく、プロ歌手の中で知らない人もいると思います(;’∀’)
私も、前の前に通っていたボイストレーニング教室では、一切教えてもらったことがありません。
なぜなら、使わなくても歌は歌えるし、プロにもなれるから。
でも、鼻腔共鳴を使えるようになることで、様々なメリットが生まれるの♪
私も、鼻腔共鳴が使えるようになったお陰で、歌う時に楽に声を出すことができるようになったんだ!
そんなメリット満載の鼻腔共鳴について、これからお話をしていきたいと思います。
鼻腔共鳴のしくみとは?
声を出す際に何も意識しなければ、ふつうは前方に声が出ますよね。
でも、鼻腔共鳴はその名の通り、鼻腔(鼻の中)で音を響かせて発声する方法なの。
発声の際に、声をアデノイドにぶつけて鼻腔で響かせるの。
*アデノイドは口蓋垂【(こうがいすい)=のどちんこ】と言われる部分の裏にあります
こんなことをいうと、あなたは「声は口から出るんだからアデノイドにぶつけるってどういうこと??」って疑問に思うかもしれない(;’∀’)
でも、わかりやすいトレーニング方法を紹介していくので、安心してね!(^^)!
鼻腔共鳴は、その名の通り鼻腔で響かせるため、鼻の高い人は良く響いて声が出しやすいんだよね。
鼻腔の面積が広い分よく響く!というわけです。
だから外人さんに歌がうまい人が多数いるんだよ~!
アジア人は鼻が低めだから、不利な状態ではあるの。じゃあ、「私は鼻が低いから鼻腔共鳴で歌うことはできないのかあ」なんてがっかりする必要はありません。
練習次第で、声の響きを良くすることはできるんだよ(^_-)-☆
だから、安心して練習しましょうね♪
鼻腔共鳴のメリット
鼻腔共鳴の最大のメリットは、少ない息の量でも大きな声を出せるというところなの。
いくら息を吸って大声を出せたとしても、長時間続けていれば声帯に負担がかかって喉を痛めてしまうの。
オペラ歌手やミュージカル俳優の方は、鼻腔共鳴が使えなければやっていけないです。
余裕であんなに大きな声で歌えるのは鼻腔共鳴を使いこなしているからなの。
それくらい、声量を稼ぐのに適しているというわけなんだ(^_-)-☆
あと、ミックスボイス(裏声を地声の響きに似せる発声方法)で通る声を出す時。
こもりがちな低い音域の声を出す時に、よく響くようになります。
鼻腔共鳴のやり方
まず、どんなものなのか理解してもらうために簡単なやり方があるので、体験してみてね(‘ω’)ノ
はじめに、口を閉じます。
次に、指で片方の鼻の穴ふさぎます。穴にフタをするようなかんじで軽くふさぎます。
そのまま「ん~・・・」と言ってみて下さい。
鼻に振動がくるでしょ?
それが鼻腔共鳴というものなの(^_-)-☆
これはあくまで導入編ね♪
というわけで、ここからは、実際に歌う時にどのようにやるのかお話していくね!
実際に歌を歌っても良いのですが、まずは音程を気にせず、一番響きが良い言葉である「ま」を使ってやってみよう。
まず、アデノイドに向かって「ま」と発音します。
その「ま」の音が鼻腔を通って眉間から出るイメージを持ってやってみてね☆
声を出した時に、頭の上で声が響いて声量が増した感じがしませんか?
響きと声量アップを実感できたら、鼻腔共鳴ができてきた証拠。
もし、声があまりなくて前方にしか出ていなくて、響きが悪いという状態なら、できていないことになります。
イメージがつかみにくい!という人は、さっきお話した鼻の穴をふさぐトレーニングを、応用させてやってみよう。
やり方は、鼻の穴を片方ふさいだら、「ん~・・・」と発声します。
そのまま発声し続けて、「ん~」から徐々に口を開いて「あ~」に変えます。
どう?できたかなあ?
これが鼻腔共鳴のやり方です。
このやり方を、どの言葉でもできるように、あ行、か行、さ行…すべての言葉でできるように練習しましょう。
まとめ
いかがでしたか??
今回は、鼻腔共鳴のしくみ、メリット、やり方をお話してきました♪
まとめると・・・
・鼻腔共鳴のしくみ
鼻腔に声を響かせる発声方法。
・鼻腔共鳴のメリット
少ない息で声量を稼ぐことができ、楽に大きな声が出せるようになる。
・やり方
アデノイドに向かって、もっとも響く音である「ま」を発音する。
その「ま」の音が鼻腔を通って眉間から出るイメージを持ってやってみる。
でしたね(‘ω’)ノ
鼻腔共鳴は日常で使うことがないので、感覚をつかむまでは大変かもしれません。
そして、これを歌で使えるようになるためには練習が必要になってくるの!
でも、使えたほうがのどへの負担が減るので、ぜひ習得しましょうね(=゚ω゚)ノ
それでは今回はこのへんで☆
最後までお読みくださり、ありがとうございました(*’ω’*)