みなさんこんにちは☆
エレクトーンで弾き語りをしている望月美弥です(^^♪
マーチの曲って運動会で使われたり、テレビやCMで聴いたりすることが多いと思います。
その影響か、クラシックの作曲家が作った曲で、身近なジャンルと言えるんじゃないかな(^-^)
でも、曲名は分からないっていう人が多いと思う( ;∀;)
というわけで、今回はマーチにはどんな曲があるのか、お話していきたいと思います。
もくじ
世界的に有名なマーチの曲
意外と曲数があって、ちょっとびっくりしている望月さんです(笑)
実際に有名なマーチの曲を聴いてみると、「これ知ってる!」という曲が意外とあったのよねΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
では、どんな曲があるのか、ご紹介していきたいと思います。
エルガー:威風堂々
「威風堂々」は第1番から第6番までで構成されています。
第〇番ていうのを分かりやすく言うと、ドラマの〇話目みたいなかんじかな(^^)/
「威風堂々」の中でも最も有名なのが、第1番。
第1番は、CMで起用されたこともあるし、聴いたことがある人も多いのではないかな??
ちなみに、第6番は未完成のまま、エルガーが亡くなってしまったの。
そのため、アンソニー・ペインという作曲家が完成させたそうです。
ヨハン・シュトラウス1世:ラデッキー行進曲
「ラデッキー行進曲」は、ヨハン・シュトラウス1世の最高傑作と言われているの。
クラシック音楽全体でみても、有数の人気曲なんです。
曲中に観客の手拍子が入るのが特徴。
様々な場所で、BGMとして使われているので、みなさんも聴いたことがあるんじゃないかな?
なぜ「ラデッキー」というタイトルがついたのか?
1848年に、オーストラリア帝国であった北イタリアの独立運動を鎮圧した人がいたの。
その人の名がヨーゼフ・ラデッキーという将軍。
ラデッキーを称えて作曲されたので、「ラデッキー行進曲」というタイトルがつきました。
スーザ:星条旗よ永遠なれ
元アメリカ海兵隊の音楽隊長である、ジョン・フィリップ・スーザが作曲した行進曲。
アメリカ人の愛国心の象徴とも言える曲。
1987年12月にはアメリカ合衆国の「国の公式行進曲」に制定されました。
スーザは数々のマーチの名曲を生み出し、「マーチ王」と呼ばれています。
「星条旗よ永遠なれ」という曲は、スーザの楽曲のうち、最も有名なものの1つなの。
この曲がどうやってできたのかというと・・・
スーザが妻とヨーロッパを旅行していた時のこと。
「スーザ吹奏楽団」のマネージャーであるデイヴィット・ブレークリーが死去。
訃報を受け、スーザはアメリカに帰国することになったの。
スーザは、アメリカに帰国中の船上で、この曲を頭の中で作曲。
到着するとすぐに楽譜を書いて完成させたのだそうです。
記憶力すご過ぎるわ( ゚Д゚)
スーザ :ワシントン・ポスト
アメリカ合衆国の愛国的な行進曲。
アメリカをはじめ、多くの国でスーザの最も有名な行進曲の1つとして親しまれているの。
この曲がどうやってできたのかというと・・・
アメリカに「ワシントン・ポスト」という新聞があるの。
そのオーナーが、作文コンテストの表彰式で使う行進曲をスーザに依頼したんだ(‘ω’)ノ
スーザはその依頼に応えて作曲。
表彰式において、新聞名と同じタイトルのこの曲を初演した。
この曲は、かつては平凡だった新聞紙である「ワシントン・ポスト」に、名声と注目をもたらしたのだそうです。
スーザ:士官候補生
ワシントンの「ウエスト士官学校」に、新たに編成されたマーチング・ドリル・チームからの依頼で作曲された行進曲です。
ドリルチームというのは、今でいうクラブ活動のようなものなの。
この軽快な曲に生徒達は大感激し、謝礼として25ドルをスーザに贈ったというエピソードがあります。
この曲の原調はD♭major→G♭major で、演奏しづらい調になっているの。
わかりやすくいうと、ピアノで音階を弾く時に、黒鍵(=黒い鍵盤)が5つも入っているということ。
音名のシ・ミ・ラ・レ・ソを黒い鍵盤で、ド・ファを白鍵(=白い鍵盤)で弾かなければならないということなの。
楽譜が読みづらいだけでなく、演奏もしづらいんだよね( ;∀;)
というわけで、難易度を下げたE♭major→A♭majorの楽譜も出ています。
ちなみに私は、学生時代にB♭major→E♭majorの楽譜を使っていましたが、今は絶版になっています(*_*)
アルフォード:ボギー大佐
この曲は、運動会で鼓笛隊として演奏したことがある人も多いんじゃないかな?
「ボギー大佐」は「イギリスのマーチ王」と呼ばれているアルフォードの代表作なの。
アルフォードは、吹奏楽の作曲家としても有名なんです。
「ボギー大佐」は、クワイ河マーチの名で映画音楽 「戦場にかける橋」に用いられて、世界中で一躍有名になりました。
ちなみに、「ボギー大佐」は実在する人物ではなく、ゴルフ用語の「ボギー」のことだそうです。
ヨゼフ・フランツ・ワーグナー:双頭の鷲の旗の下に
「双頭の鷲の旗の下に」は、ヨゼフ・フランツ・ワーグナーの作品の中で、最も有名な曲です。
ワーグナーは、オーストラリアの軍楽隊長で、作曲家。
「オーストラリア」のマーチ王と言われていたの。
この曲は、現在ではオーストラリア陸軍第2師団の公式な行進曲に採用されています。
日本では、運動会の行進曲としてよく使用されているので、聴いたことがある人も多いのでは?
まとめ
いかがでしたか??
今回は、世界的に有名なマーチの曲をご紹介してきました。
みなさんが聴いたことのある曲はありましたか?
聴いたことはあるのに、曲名がわからない人もこの記事を読んで、すっきりしたんじゃないかな?
そして、気に入った曲が見つかったら嬉しいなあ☆
音源をまだ聴いてないっていう人は、ぜひ試聴してみてね(^^♪
それでは今回はこのへんで☆
最後までお読みくださりありがとうございました(^_-)-☆