みなさんこんにちは☆
エレクトーンで弾き語りをしている望月美弥です(^^♪
「ビブラートをかけてみたいけど、うまくいかない」
という人は多いと思います。
ビブラートというのは、音程を細かく上下させ、震えるように音を響かせることをいいます。
ビブラートのかけ方は3通りあって、「のど」・「あご」・「横隔膜」のいずれかを使います。
えっ・・・
「なんで3つもあるの?」
「どれを使えばいいのかわからない!」
って思いますよね。
私は、数年間ボイストレーニングを受けたのちに知りました(;”∀”)
それまでは、ずっと、見よう見まねでビブラートをかけていたんです( ;∀;)
でも、やり方をきちんと勉強するようになってからは、「大分使えるようになったかなあ?」と思っています。
ビブラートは、使えると歌がうまく聴こえるし、ぜひ習得しておきたいテクニックの1つと言えます。
コツを掴むまで難しいから大変だけど、習得してしまえばこっちのもの!
うまくコントロールできるようになります。
練習すれば必ずできるようになるから、諦めずに頑張ろうね٩( ᐛ )و
というわけで・・・
今回は、一番のどに負担がかからない、横隔膜を使ったビブラートのやり方について、お話をしていこうと思います。
横隔膜でかけるビブラートとは?
「横隔膜」でかけるビブラートって何?って思うよね(”_”)
まずは、腹式呼吸ができることが前提になってきます。
「腹式呼吸が分からないんだけど!」っていう人は、まずはこちらの記事を読んでくださいね☆
>> 歌がうまくなりたいなら必見!腹式呼吸のやり方と仕組みについて
「大丈夫だよ~!」っていう人はそのまま読み進めてもらってOK!
では、説明していくね(‘ω’)ノ
「横隔膜」は、みぞおちの辺りにあります。
で、「横隔膜」を使ってビブラートをかけるって、どういうことかというと・・・
腹筋と背筋を使って「横隔膜」を動かし、息に強弱をつけてビブラートをかけます。
腹式呼吸で声を出す時と同じやり方です。
のどへの負担が少ないし、安定感があるので良い方法です。
でも、ビブラートのかけ方の中では、習得するのが1番大変だし、間隔が大きめになりがち。
お腹を小刻みにへこますのは、簡単じゃないからね( ;∀;)
ちなみに、どういうジャンルに向いているかというと・・・
演歌のように、ゆったりとした曲には絶対に向いてますね。
ロックみたいな速いテンポの曲には、細かいビブラートが合うから、向かないかな(;”∀”)
横隔膜を使ったビブラートを習得するのは、時間がかかるので、気長に練習しましょう。
横隔膜を使ってビブラートをかけてみよう!
では、実際に横隔膜を使ってビブラートをかけてみましょう(^_-)-☆
腹式呼吸を習得したばかりでも、できるやり方も紹介するので、ぜひやってみてね。
まず、犬が体温調整をする時にする呼吸「ハッハッハッ・・・」というのを、イメージしてください。
イメージできたら、立った状態で腹筋を使って、口から息を 「ハッハッハッ・・・」と吐き出してください。
次に、このような呼吸をしながら、「あ~・・・」って声を出してみて(‘ω’)ノ
声が揺れますよね。
これが横隔膜でかけるビブラートのやり方です。
「う~んイマイチ感覚がうまく掴めない!」
という人にオススメのやり方をご紹介します。
まず、立った状態で、お腹に両手を当てます。
次に、「あ~」と声をしながら、お腹を両手で押したり、緩めたりします。
するとどうでしょう?
ビブラートがかかりましたよね?
感覚はこんな感じ!
これを、両手を使わずにできるようになればOKです!
この方法は、のどや顎を使う時と違い、高音域でも安定してビブラートがかけられます。
試しに、「自分が限界!」って思う一歩手前ぐらいの高さの声で「あ~」と発音して下さい。
その状態でビブラートをかけて下さい。
この状態で「ビブラート!?」って思うでしょ?(@_@)
でも、「横隔膜」を使えば、うまくいくんですよ~。
試しに「横隔膜」を使って、ビブラートをかけてみて下さい。
どうかな?
のどにあまり負担がかかることなく、綺麗なビブラートがかけられたでしょう??
だから、高音域でも安心してできるんです(^-^)
まとめ
いかがでしたか??
今回は、横隔膜を使ったビブラートの仕組みと、かけ方をご紹介してきました☆
まとめると・・・
・横隔膜を使ったビブラートを習得するには、腹式呼吸ができなくてはならない。
・犬が体温調整をする時のイメージで呼吸をしながら声を出す。
・うまくいかない時は、お腹に手を当てて、声を出しながら押したり緩めたりする。
でしたね!
習得するのは大変ですが、横隔膜でかけるビブラートは、できたほうが良いです☆
安定感もあるし、のどへの負担が少ないからね。
歌の上達の為に、ぜひ、やってみてくださいね(‘ω’)ノ
それでは今回はこのへんで☆
最後までお読みくださりありがとうございました(^^♪