こんにちは☆ エレクトーンシンガーソングライターの望月美弥です(^^♪ Twitter:@38Tiro
歌う前にストレッチをしていますか??
「えっ??歌う前にストレッチ??そんなのしたことないよ~!」
っていう人多いんじゃないかなあ?
私も、ボイトレに通うまでは、ストレッチをせずに歌ってました。
なぜなら、そんな必要がないと思っていたからです。
今では、その重要性に気づくことができ、ストレッチをしてから歌うようになりました!
今回は、歌う前のストレッチの方法についてお話をしていきたいと思います(^^♪
もくじ
全身のストレッチをしよう!
歌を歌うことは運動ではありませんが、体を使うのでストレッチが必要です。
運動をする前に、ストレッチは必ずしますよね?
なぜなら、ケガを未然に防ぐためです。
それと一緒で、ストレッチをしてから歌えば、のどを痛めずに歌うことができます。
また、良い発声にも繋がります。
ここでは立ったり、座ったりした状態でもできる、ストレッチの方法をご紹介していきます。
肩甲骨を内側に動かす
①手を胸の上に置く。
②肩が上がらないように肩甲骨を内側に寄せる。
肩甲骨を上げたり、下ろしたりする
①肩をあげて少しキープ。
②肩をストンと落とす。
左右の脇を伸ばす
①右手を上にあげる。
②左側に右手と上半身を一緒に倒す。
③左手を上にあげる。
④右側に左手と上半身を一緒に倒す。
*思い切り行うと痛めやすい為、ゆっくりと行いましょう☆
上半身を左右にひねる
①腕を軽く曲げる
②左右にゆっくりとひねる。
*胸を張らないように気を付けながら、体をひねりましょう。
この時、首も上半身と一緒にひねりましょう☆
首のストレッチ
①首を左右に倒す。
②首を上下に倒す。
③首を後ろに回す。
声帯のウォーミングアップをしよう!
声帯のウォーミングアップをして、声を出しやすくする方法を解説していきます。
声帯のケガの防止にも繋がります。
ウォーミングアップですので、無理をして大きな声を出す必要はありません。
リラックスしながら、楽に声を出してください。
高音の部分で苦しくなってきたら、無理をせず地声から裏声に切り替えて下さい。
地声とは、普段話している時に使う発声の仕方です。
その一方で、裏声とは、合唱曲やオペラを歌う時に使う発声の仕方です。
あくびをする時のような感じで、のどを開いて発声します。
低音や高音が出ない人は、無理をしてまで出す必要はありません。
声の高さには個人差がありますので、自分に合った音域でトレーニングをして下さい。
リップロール
表情筋や声帯、声帯周辺の筋肉を、効率よくマッサージできます。
そして、声帯のウォーミングアップを促進させる効果があります。
また、唇の周りの筋肉を柔らかく使えるようにもなります。
やり方
唇を軽く閉じて、「う~」と声を出します。
そうすると、唇が震えます。
この状態で、音階を使ってトレーニングをします。
音階とは、ドレミ・・のことです。
自分が出せる範囲の低い音から始め、徐々に高い音まで出します。
例えば、「ドーミーソーミードー」・・・
という音階を使ってトレーニングをします。
半音ずつ上げていって、
「ドーミーソーミードー」「レ♭ーファーラ♭ーファーレ♭ー」・・・
というかんじで進めていきます。
高い音までいったら、今度は、低い音に向かって半音ずつ下げていきます。
「ドーミーソーミードー」「シーレーファーレーシー」・・・
というかんじで進めていきます。
上手くできない場合は、息が強すぎるか、唇の周りに力が入りすぎているのが原因です。
余分な力を抜きながら、行えるようにしましょう。
タングトリル
俗に言う、巻き舌というやつですね☆
じつは、私、全然できなかったんですよ・・(´;ω;`)
舌小帯短縮症という症状が原因です。
舌の付け根がその先端まで繋がっている症状です。
でも、最後に習ったボイトレの先生にトレーニングでやりましょうと言われたんです。
レッスンでできないのが嫌だったので、必死に練習しました。
その結果、できるようになりました(^^♪
と言っても、長い間できないんですけどね・・
できなかったとしても、歌の上手い歌手も、声優さんもいますので、問題はありません(*^^)v
やり方
軽く口を開けて、舌先を上あごの中ほどに当て、口からの空気の出口を塞ぎます。
その状態で「る~」と発声すると、舌と上あごの間から声が出ます。
この時、力は入れすぎないようにして下さい。
なぜなら、舌が息を吐くことによって動くためです。
力を入れすぎると、舌の動きが悪くなります。
舌が上あごについたり、離れたりすることで、「トゥルル・・」という音になります。
まとめ
いかがでしたか??
今回は歌う前のストレッチについてお話をしてきました。
まとめると・・・
まず、全身のストレッチをする。
タングトリルとリップロールを使って、声帯や表情筋、声帯周辺の筋肉を効率よくマッサージする。
でしたね!
歌を歌うには体を使うので、運動をするのと同じになります。
声帯のケガ予防と、より良い状態で歌を歌うには、ストレッチは重要と言えます。
しっかりウォーミングアップをして、素敵な歌が歌えるようにしましょう♪
それでは今回はこのへんで☆
最後までお読みくださりありがとうございました(^^♪